【結論】木村草太の妻はどんな人?結婚生活と離婚危機
木村草太は結婚している!妻は東大の先輩で民法の研究者
テレビのコメンテーターとしても活躍する憲法学者の木村草太さん。
そのシャープな分析と穏やかな語り口で知られますが、プライベートではどのような家庭を築いているのでしょうか。

木村草太【出典:東京新聞】
まず結論から言うと、木村草太さんはご結婚されています。
驚くべきことに、木村草太さんの妻は、木村草太さんと同じ東京大学出身の先輩にあたる女性です。
さらに、妻も法律の専門家であり、「民法の研究者」です。
同じ学問の道を歩む、まさに知性派カップルと言えます。
木村草太さん自身が憲法学者として高い専門性を持つだけでなく、妻もまた民法という分野の研究者であり、家庭内でも非常に高度な議論が交わされているのかもしれません。

木村草太さんはインタビューで、妻が自分よりも「かなり高い能力と経済力があった」と語っており、妻も非常に優秀な研究者であることがうかがえます。
妻はどんな人?高い能力を持つ女性で勘の鋭さもすごい!
木村草太さんの妻は、単に「東大の先輩」というだけでなく、前述のように木村草太さん自身がその能力の高さを認める存在です。
なお、そんな妻の「勘の鋭さ」を示すエピソードも明かされています。
ある人物からのメールの返信に悩んだ木村草太さんが妻に相談したところ、妻は文面からその人の夫婦関係を見抜き、数年後に実際に離婚したそうです。
文面にはそのようなことは一切書かれていなかったにもかかわらず、会話が成立していない独特の違和感からそれを見抜いた妻に対し、木村草太さんは「妻の勘はすごい」と感じたと語っています。
【妻の勘はすごいと思ったこと】
とある人物からのメールの返事をどうするか悩んで、相談したところ、「この人、DV被害者だね。」と言っていて、実際、数年後に、離婚に至っていた。文面にはそんなこと一言も書いていなかったのだけれど、独特の「会話が成立していない感じ」があるらしい。— 木村草太 (@SotaKimura) October 15, 2023

民法の研究者として家族間の問題にも精通している可能性があり、その専門知識と洞察力が私生活でも発揮されたのかもしれません。
第1子出産後に妻が離婚を考えた?きっかけと木村草太の変化
現在では良好な関係を築いているように見える木村草太さん夫妻ですが、過去には「離婚危機」があったことを木村草太さんご本人が明かしています。
2021年のインタビューによると、第1子が生まれて2〜3ヶ月経った頃、妻との関係に大きな転機が訪れました。
当時、木村草太さんは家事や育児を「手伝うもの」という認識であり、仕事中心の生活を送っていました。
しかし、妻と散歩中に、ある映画の話をされます。
それはイングマール・ベルイマン監督の『ある結婚の風景』という、夫婦が離婚する内容の映画でした。

映画「ある結婚の風景」【出典:amazon】
その話をした妻の様子から、木村草太さんは「妻は離婚を視野に入れているのだ」と直感し、これまでの生活を根本から切り替えなくてはならないと痛感したそうです。
「離婚するのは、夫婦の仲が非常に悪いケースが多い」という事実から確認しなければいけない時代なのだろう。
— 木村草太 (@SotaKimura) October 20, 2025
この出来事をきっかけに、木村草太さんの生活は一変します。
それまでは仕事優先でしたが、保育園の送り迎えを基本的に自身が担当するようにし、迎えの時間までに仕事を終わらせるように徹底しました。
家事や育児に割く時間を大幅に増やした結果、「妻が離婚を思いとどまるぐらいに家事や育児をやっても仕事は十分にできるということも分かった」と語っています。

この離婚危機が、木村草太さんに家庭生活における「意思」の重要性と、自身の役割意識の変革をもたらした最大のターニングポイントとなったようです。
結婚時期はいつ?2006年頃か
木村草太さんの結婚時期についてですが、2021年8月のインタビュー記事において、「結婚して15年ほどがたちました」と自身で語っています。
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この記事の情報から逆算すると、木村草太さんが結婚したのは2006年頃(2021年の15年前)であると推定されます。
木村草太さんは1980年生まれですので、26歳頃に結婚されたということになります。
2006年といえば、木村草太さんが東京大学の助手を経て、首都大学東京(現・東京都立大学)の助教授(当時)に着任した年でもあります。

研究者として新たなキャリアを踏み出すタイミングで、生涯のパートナーである妻との結婚生活もスタートさせたようです。
木村草太の家族構成|娘がおり子供は2人!
子供は2人いることを公言
木村草太さんは、妻との間に2人のお子さんがいることを公言しています。
2021年のインタビューで「子どもが2人いますが」と明言されており、また別のインタビューやSNSの投稿でも「子ども二人を育てて思うこと」として、自身の育児観について語られています。
子ども二人を育てて思うこと。
「子どもの性格は、育て方の問題ではない!」— 木村草太 (@SotaKimura) June 3, 2025
娘とのエピソード
木村草太さんのSNSなどでは、娘さんとの微笑ましい日常のエピソードが時折紹介されています。
木村草太さんには少なくとも一人は娘さんがいることが確実で、その成長を間近で見守る父親としての一面がうかがえます。
例えば、娘さんが通う小学校では、保護者がクラスで絵本の読み聞かせをする時間があり、木村草太さんもそれに参加した経験があるようです。
また、娘さんとの会話を通じて、若い世代の言葉遣いに驚くこともあるようです。
2023年3月のSNS投稿では、娘さんが使う「えぐい」という言葉の意味が理解できなかったと告白。
娘さんによれば、若者言葉のニュアンスとして「すごい < やばい < えぐい」という序列があるらしく、その感覚の違いに世代間ギャップを感じた様子をユーモラスに綴っていました。
娘によると、
「すごい」<「やばい」<「えぐい」
みたいな感じらしい。 https://t.co/a6yNWfokwE— 木村草太 (@SotaKimura) March 14, 2023
育児に対する考え方の変化「妻の深さには及ばない」
前述の離婚危機を経て、育児に積極的に関わるようになった木村草太さんですが、それでも「妻の深さには及ばない」と感じる瞬間が多々あると語っています。
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例えば、子供が転んでケガをして帰ってきた時、木村草太さん自身は「またやった」とケガのことしか考えなかったのに対し、妻は「もしかしたら難病の可能性もあるかもしれない」と、より深く深刻な事態まで想定して心配していたといいます。
また、子供の表情や様子から「何か話を聞いてあげるべきか」「単にすねているだけか」といった心情を察する能力も、妻の方が格段に上だと認めています。
第2子が生まれた時、成長曲線が小さめだったことに妻が深く悩んでいた際も、木村草太さんはその悩みを「無駄だ」と一蹴せず、悩んでしまう妻の事実に寄り添って向き合ったことで、育児のパートナーとしての信頼関係を築けたと分析しています。

こうした経験が、木村草太さんの研究テーマにも影響を与え、PTAへの強制加入問題や子供の人権といった、より生活に密着した憲法解釈へとつながっているようです。
木村草太のプロフィールと経歴・学歴|「若い頃」から現在まで
1980年生まれ、現在の年齢と出身地
木村草太さんは1980年生まれ、出身地は神奈川県横浜市です。
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2025年現在の年齢は44歳か45歳(誕生日は非公表)となります。
若い頃からその明晰な頭脳で注目を集め、40代にして日本を代表する憲法学者の一人として活躍しています。
出身高校は神奈川県立横浜緑ケ丘高等学校
木村草太さんの出身高校は、神奈川県立横浜緑ケ丘高等学校です。

神奈川県立横浜緑ケ丘高等学校【出典:wiki】
同校は神奈川県内でも有数の進学校として知られており、木村草太さんはこの高校で学び、現役で東京大学への進学を果たしました。
なお高校の頃、大学受験の勉強と並行して、当時の司法試験の一次試験の勉強をしていました。

大学受験の勉強で手一杯になりそうなのに、凄いですね!
出身大学は東京大学法学部
木村草太さんの出身大学は、東京大学法学部で、2003年に同学部を卒業しています。

東京大学【出典:wiki】
大学在学中は、憲法学の権威である長谷部恭男さんのゼミにも所属していました。
卒業後はそのまま東京大学大学院法学政治学研究科に進み、助手(学士助手)として憲法学の研究を続けました。
この助手時代には、日本の憲法学会を牽引する高橋和之さんに師事しており、まさに憲法学の王道を歩んできたエリートと言えます。
現在の職業は東京都立大学教授
東京大学助手を経て、2006年に首都大学東京(現・東京都立大学)の大学院社会科学研究科法学政治学専攻・都市教養学部都市教養学科法学系の助教授(当時)に着任しました。
その後、准教授を経て、2016年からは同大学の教授に就任しています。
現在は、東京都立大学大学院法学政治学研究科法学政治学専攻・法学部法学科法律学コースの教授として、後進の指導と研究に当たっています。
木村草太はメディアなどでも活躍!趣味は将棋!
『報道ステーション』などメディア出演多数
木村草太さんは大学教授としての研究・教育活動にとどまらず、マスメディアにおいても積極的に発言を続けています。
その知的で分かりやすい解説は高く評価されており、多くの報道・情報番組でコメンテーターを務めてきました。
特に有名なのが、テレビ朝日の『報道ステーション』で、2016年3月までコメンテーターとして出演していました。
また、TOKYO MXテレビの『田村淳の訊きたい放題』にもコメンテーターとして出演するなど、専門家としての知見をテレビを通じて社会に還元しています。
17時から生放送📺#田村淳の訊きたい放題 !
▼テーマ
103万円の壁で話題
あらためて
所得税・控除の仕組み・意味を考える
▼ゲスト
独立行政法人経済産業研究所
中田大悟さん
憲法学者
木村草太さん
週替わりコメンテーター
国本梨紗さんご視聴ありがとうございました!#キキタイ pic.twitter.com/BZLMLrJKDu
— 田村淳のキキタイ!【TOKYO MX 9ch】 (@kikitai9ch) March 1, 2025
その他、沖縄タイムスでの連載「憲法の新手」をはじめとする執筆活動や、ラジオ番組への出演も多く、その活動は多岐にわたります。
趣味は将棋、大学で「将棋で学ぶ法的思考」講座も担当
木村草太さんの意外な趣味の一つが「将棋」です。
その熱意は単なる趣味にとどまらず、自身の専門である法学教育にも活かされています。
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日本将棋連盟から三段免状を授与される木村草太(中央)【出典:日本将棋連盟】
木村草太さんは教授を務める東京都立大学において、「将棋で学ぶ法的思考・文書作成」という非常にユニークな講義を担当しています。
この講義では、将棋の戦法や定跡が持つ論理的な思考プロセスを応用し、法的な思考方法や論理的な文書作成能力を養うことを目的としています。

憲法というテーマを、将棋という身近なゲームを通じて解説する試みは、木村草太さんの柔軟な発想力を示すものと言えるでしょうね。



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